熊日新聞の被災者目線の記事に期待 ー5月9日熊本地震記事クリッピング


話題になった熊本地震関連の記事(5月8〜9日)の中で、特に重要だと感じたものを紹介します。

熊本市の避難所の集約に関する記事が、SNSで話題にのぼっています。NHKの報道によると、10日の学校再開を前に、市は避難している人たちを比較的過ごしやすいように整えた18の「拠点避難所」に集める計画で、8日朝から本格的に移動を呼びかけています。ただ、自宅の片付けや仕事の都合などで移動が難しいという人も多く、結局、新たに3つの拠点避難所を設けたほか、約80の避難所を当面は集約せずに残すことにしたとのこと。
私も実家の近くの避難所で寝泊まりしていましたが、家の片付けや仕事、家族のことを考えると、土地勘のない避難所は考えにくい状況にありました。移動に際し、高齢者の方は、移動先に顔見知りがいないと、さらなるストレスを感じるでしょう。東日本大震災時にも避難所運営の鉄則として語られていましたが、同じ地区の住民を同じ部屋にするなどの配慮が必要だと強く感じます。

傾向として、熊日新聞の記事がSNSで話題になるケースが増えてきました。熊日は一貫して地元目線の記事を、丹念な取材に基づいて発信し続けていました。しかしながら、読者層とSNSユーザーが一致していなかったのか、SNSでのシェア数は伸び悩んでいました。
また、Twitterの熊日公式アカウントは、記事をシェアする際、アイキャッチ画像を常にデフォルト画像にしている(記事の写真を利用していない)ことも、多くの人の目に入りにくい一因となっていたと考えられます。
ただ、地道な報道が、ここに来てようやく県内外のSNSユーザーに認知されてきたのでしょう。これからも熊日には被災者目線の記事を期待したいところです。

西日本新聞の外国人被災者に関する記事は、報道機関としての問題意識が強く感じられました。また、ガジェット通信の地元出身記者によるルポは、被害の状況が大変細かく分かる内容で、ご一読をおすすめします。

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